木彫り兎 制作 色付け

尻尾や耳の内側、目の周りなどは白くするので、ぼかしながら何度も塗り重ねていきます。

色を付けると光の加減もあって彫り跡がよく見えるのでちょっとした段差などの彫り残しがあれば見つけやすくなります。


自然光が一番で、一方向からの光で見れば彫りながら確認し易いのですが、一日中その条件では出来ないので最後の確認が大事です。


全体に色を付けたら最後に目を入れます。カシューという塗料を使いますが粘度があるので、いっぺんに入れると垂れてしまいます。時間は掛かりますが片方ずつ下塗り上塗りと一工程ごとに乾かしながら進めます。