2012年

3月

30日

木彫「 恵比寿 」

恵比寿像

 

 

 

 

 

 

 

 

クスノキ材

高さ 19cm(竿を入れると29cm)

横  14cm

奥行き 14cm

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2012年

4月

08日

木彫「 大黒天 」

「 大黒天像 」

 

 

 

 

 

 

クスノキ材

高さ 20cm

横  14cm

奥行き 14cm

大黒天は元々はインドの神様で、サンスクリット語でマハーカーラと呼ばれます。

日本へは天台宗の開祖、最澄による密教伝来とともに伝わったとされています。天竺の諸大寺では厨房に守護神として祀れば何人もの僧が訪れて来ても出す食事に困らないとされており、福の神というよりは荒々しい神で台所に入ってくる邪悪を追い払うという性格を持っていたようです。

そのためか天台宗の多くの寺の厨房に大黒天が置かれるようになり、この信仰が一般にも広がりました。

 

また農業から商業へと庶民の生業が変化するにつれ大黒天は商業神としての信仰対象にもなりました。小槌に深い意味があるようで槌は「土」に通じ、土というのは作物を生み出すもの、その土はすなわち「田」、宝は「田」から出てくるという意味で豊作の神ともなったようです。

 

大黒天が大きな袋を持っているのは中国の大黒天が小さな床几に腰を掛け、手に金の袋を持っていたことに由来すると考えられると同時に大きな袋を背負って全国をまわったという大国主命と混合されたからとも言われます。

 

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2015年

10月

15日

大黒天像 木彫り

荒彫りの状態でずっと奥にしまってあったものに久しぶりに手を入れました。


三年ほど経ったでしょうか、久しぶりにじっくりと見て少し懐かしさもあります。

今もそう変わりはしないのですが、当時の甘さを感じながら修正、小彫りを進めます。



依頼してくださった方と初めてお話したのは たしかちょうど一年前。関西のお祭りに行っていた時にお電話頂いたのでよく覚えています。

お住まいが関東ということもあり、その後わざわざ工房までお越しくださいました。

恵比寿大黒のご相談で、たまたま荒彫りのまま置いていた二体の大きさが良いと仰って頂き、それから早一年。お待たせしてしまって申し訳ない、心を入れた仕事を怠らずなるべく早くに納められるように彫るのみです。



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2015年

11月

18日

大黒天像と金太郎








巣鴨 高岩寺会館でのグループ展に大黒天像だけ出させて頂きました。毎年なるべく新しく彫ったものをと思っておりましたのでご了承頂いて助かりました。

こちらは一緒に出品した「金太郎」

この写真の方が会場の照明に近いと思います。カメラの設定で色味が違ってしまいました。

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2015年

11月

25日

恵比寿像 木彫り










すっかり暖房が必要な時期になり、天気のせいもあるのか少しさみしさを感じます。


恵比寿も表情を彫り込みながら細かな部分を仕上げていきます。

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2015年

11月

28日

木彫 恵比寿大黒像 完成

完成です。

荒彫りをしてから三年ほど経ち、今に至るので感慨にふける思いです。

これから先も長く大事にして頂ければ幸いです。

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2020年

9月

05日

エビス ダイコク

久しぶりの恵比寿さまに大黒さま

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