2013年

5月

28日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 1

次は猿田彦を彫ります。


サルタヒコは、猿田彦命、猿田毘古、サルタビコ、猿田毘古神、サルタビコノカミ、と他の神々と同様に音、表記はいくつかあり、古事記、日本書紀の記紀神話の中の「天孫降臨」に出てくる神様です。

その話のなかで、

ニニギノミコトが地上に向かう途中、天の八衢(あめのやちまた)で、天地を照らす神がいた。地上までの道案内をしようと出迎えた。とあり、サルタヒコの先導で無事に筑紫 高千穂に降り立ちます。


サルタヒコの姿の描写は、

鼻の長さは七咫(ななあた)<咫は親指と中指とを広げた長さ>

背の丈は七尺(約210cm)、

目は八咫鏡(やたのかがみ)のように輝き、あたかも赤いホオズキのよう。
というようなことで、巨躯で異様な容態ですが、巨大で立派であるということを表現したものだと思われます。

(←)なんとなくの自分のサルタヒコのイメージ、また詰めてから彫っていきます。

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2013年

6月

01日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 2

準備が出来たので、このクスノキを使って彫っていきます。

顔のところを板目にするように、角材の中で少しずらして木を取ります。

機械をなめてかかってはならず、人間などではどうにもならない程の力を持っていますから細心の注意を払って作業しないと危険です。この取り方も変則的なので、治具のようなものを作ってやります。

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2013年

6月

05日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 3

大刀(たち)があるので、平面がある程度残っているうちに線を出しておきます。

槍や榊(サカキ)も持った図をいくつか見ましたが、今回は大刀です。直刀です。

古代以前のものは大刀で「たち」と読むそうです。

台の部分は雲になります。少し厚すぎた気もするので様子を見ながら落としていこうと思います。

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2013年

6月

08日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 4

腰から上に強度が弱い部分があり、荒彫りの際にあまり力を加えられないので足元の方から終わらせていきます。

(←)足の間を貫通させていきます。

 

大刀の鞘は雲とつないで持たせようかと思っています。

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2013年

6月

12日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 5

形を出したら、服のしわなど細かいところを彫り込んでいきます。

(←)そして残しておいた頭部分をやっていきます。

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2013年

6月

17日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 6

仕上げの段階です。


「大刀の鞘」と「台の雲」とをつないでおこうと思っていましたが、あまりにあからさまなので取ります。

鋸で挽いて、鑿で少し彫り込みます。

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2013年

9月

26日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 7

しばらく止まっていたサルタヒコを仕上げます。

 

彫り出しなので最後の詰めです、見る角度を変えながら合わせていきます。

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2013年

9月

29日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 8

顔の仕上げです、大きな鼻を残しつつだったので、いつもより彫りづらい面もありましたが、表情を決めるため慎重になるところは変わりません。

 

特に目を入れる時は、これで大きく印象に関わってくるので緊張します。


(←)ヒゲや髪を彫り込んだところです。

 

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2013年

10月

01日

木彫 「 サルタヒコ像 」 置物 猿田彦 完成

サルタヒコ像の仕上がりです。

 

途中、間が空いてしまったのですが、その分時間を置いて見ることができたのでよかったかもしれません。

 

いつか後に、また違った風でも彫りたい気もありますが、とりあえず今はこのようです。

 

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