2013年
5月
28日
火
次は猿田彦を彫ります。
サルタヒコは、猿田彦命、猿田毘古、サルタビコ、猿田毘古神、サルタビコノカミ、と他の神々と同様に音、表記はいくつかあり、古事記、日本書紀の記紀神話の中の「天孫降臨」に出てくる神様です。
その話のなかで、
ニニギノミコトが地上に向かう途中、天の八衢(あめのやちまた)で、天地を照らす神がいた。地上までの道案内をしようと出迎えた。とあり、サルタヒコの先導で無事に筑紫 高千穂に降り立ちます。
サルタヒコの姿の描写は、
鼻の長さは七咫(ななあた)<咫は親指と中指とを広げた長さ>、
背の丈は七尺(約210cm)、
目は八咫鏡(やたのかがみ)のように輝き、あたかも赤いホオズキのよう。
というようなことで、巨躯で異様な容態ですが、巨大で立派であるということを表現したものだと思われます。
2013年
6月
08日
土
腰から上に強度が弱い部分があり、荒彫りの際にあまり力を加えられないので足元の方から終わらせていきます。
(←)足の間を貫通させていきます。
大刀の鞘は雲とつないで持たせようかと思っています。
2013年
9月
29日
日
2013年
10月
01日
火
サルタヒコ像の仕上がりです。
途中、間が空いてしまったのですが、その分時間を置いて見ることができたのでよかったかもしれません。
いつか後に、また違った風でも彫りたい気もありますが、とりあえず今はこのようです。