仕上げの段階です。
今回このようなレリーフ、というより半立体のかたちにしたのはいくつか理由があります。その一つとしては主題の蛙の手の細さです。後ろ足は水かきがありますが、前足は独立した四本指です。
やってやれないことはないですが、これを透かし彫りにすると強度が足りなくなってしまうのです。
やり方として透かすにしても、手の部分に葉をあしらったりすれば可能ですが、それは他の理由に掛かって来ます。
この蛙についてはアフリカツメガエルという種類の蛙で名前の通りアフリカ原産です。
乾季には泥の中で夏眠し普段は水中で生活をするよう。この図も水中をイメージしてあり表現がむずかしいところです。