神社 扁額 制作

彫り下げた字の部分に金箔を押すための下地としてカシューを塗って行きます。

少し薄めて塗り易くして一回目を塗り、完全に乾いてから二回、三回と重ねて塗ります。

(←)三回目の塗りが済んだところ

下地が出来たらいよいよ金箔を押します。


これは初めて知ったのですが扁額の「篇」とは、この字だけで「薄くて平らな」という意味があるそうで、そういえば篇平がそうかと思い一人で納得しました。

言葉に出して使ってはいても漢字を知らない書けないものが多くありそうです。


しかしちょっとこれでは情けない、まずは本を読むことからですかね。大人になっても漢字等々日々勉強ですね...



途中の写真を撮ってなかったというか余裕がなかったので飛びますが、かなり梃子ずりつつもなんとか仕上がりました。


下地の上に接着の為にカシューを塗り、乾ききる前に字の大きさに合わせて金箔を切って載せて貼って行きます。それから真綿で軽く押さえて密着させ最後に刷毛で隙間に入れ込んで当てるように、余分な金箔を払うように刷いていきます。

今回金箔は一号を使いましたが果たして活かせたのかどうか...


金箔の扱いはとても難しく、箔箸で挟んで持ち上げるだけでも技術を要します。金箔の薄さは一万分の一ミリメートルですから表面の少しの段差で簡単に切れてしまいます。

均一にムラなく押していくのは本当に難しいです。

今回は平面的な字ですが立体ともなれば大変です。

塗師屋さんを尊敬しました。