木彫 田の鬼の彫刻

鬼と言えばなんとなく恐ろしいイメージだと思いますが、一方で無邪気な少しとぼけたような愛らしいイメージの鬼もあるかと思います。

 

今回は以前に彫った「田鬼」という弟子時分にイメージした親しみが感じられるような鬼を彫って行きます。

ご注文いただいてから、材料を用意して乾燥させていたのですが、より大きく良い材が縁あって手に入りましたのでこちらを使います。

長さ二尺六寸ほどあったものを製材して直角を出してもらいました。

欅の一木造り、厚みはそのままに

少し芯がふれているのでここから少し幅を落とします。

そして機械と鋸で大きく落とした状態

久しぶりのケヤキはやはり堅く重い。

雛形を参考に彫って行きます。

体付きは千代の富士さんを参考にして彫り進めます。重量級の潮流ではない、速さと体力、気概に溢れた姿勢には惹かれるものがあります。格好が良いですね。

頭部髪の彫りから、細かな部分にも入って行きます。

全体の形が出たところでいよいよ仕上げに入って行きます。