木彫 鬼制作

テーブル式にしてから体勢がだいぶ楽になりました。彫るものが大きくなるほど自分の方で位置を変えなければいけませんが、同じ作業でもちょっとした角度やリーチの差でだいぶ負荷が違うものです。

最後に目入れ。社寺彫刻の獅子や龍などの眼には、ガラスを嵌め込んだものや色を入れて白目を作っているものがありますが、今回は白目を入れない方がしっくりくるような気がしたので、素木に瞳を箔押で、瞳孔を墨で描きます。

完成です。