< 欄間 >
< 大まかな工程 >
実際はそれぞれの工程の間にいくつもの細かな作業が必要です。
枠入後にも、まだ彫り込まなければならないところが残るので最終仕上げをして完成となります。
使用する木は乾燥したものがあればベストですが、特にクスノキであれば完全に乾燥させるにはとても年月が掛かるため、ある程度の状態から彫りながら乾燥させて行きます。
外は乾いていても中は水分を含んでいるものです。
( 木取り、墨付け、図写し、糸鋸で抜く、荒落とし ) の工程後から載せてあります。
< 荒彫り >
< 縁の仕上げ >
< 仕上げ彫り >
< 裏へ回って仕上げ >
< フクロウの仕上げ >
フクロウは他の鳥と違って目が正面にあって遠近感をより把握できるようになっています。
ちなみに脚の指が後趾と内趾、中趾、外趾と四本あり、一番外にある外趾は、後ろの後趾側にもどちらにも持って来られるようです。
< 向かって右の欄間の仕上げ >
< 裏側の仕上げ >
< 完成 >