2012年
12月
14日
金
何度も塗り重ねて色を深く濃くしていきます。
目の周りや胸などは白く残して塗っていく。
実際塗り上がってから時間が経つと色が落ち着いて柔らかい感じになります。
2013年
12月
14日
土
以前彫ったものをそのまま二回り大きくしてあります。
まずは木取り、角材にしてから大まかに輪郭で取る。
クスノキは木の目が交錯しているので、よく見極めてやらないと落としたくないところまで割れが入ってしまします。
2013年
12月
19日
木
仕上げの段階に入ります。
昨日は朝からどうも寒いと思っていたら予報通り夜には雪が降りました。積もりはしませんでしたが日中晴れないのは困ります。鑿を研ぐのが辛い季節です。
2015年
1月
26日
月
なんでもそうなのですが時間を置いてみると見え方が変わって、良いと思っていたものがイマイチに思うことがあります。
図から変えることもあれば、図は同じでも図には描いていない視点からの丸みやボリューム、角度などいろいろと試してみたり。図の段階では色々とやり直しが利きますからしっくり来ない時はああだこうだとやってはみますが、結局堂々巡りをして初めのものがよく見えたりということも。実際に彫って形にしていくと見え方が変わってくるので、特に新しくやるものなどは、すんなりと思うようにはいかないものです。
そういえば、ちょうど一年前位にも兎を彫っていました。一年経つのが早い。
2015年
1月
30日
金
尻尾や耳の内側、目の周りなどは白くするので、ぼかしながら何度も塗り重ねていきます。
色を付けると光の加減もあって彫り跡がよく見えるのでちょっとした段差などの彫り残しがあれば見つけやすくなります。
自然光が一番で、一方向からの光で見れば彫りながら確認し易いのですが、一日中その条件では出来ないので最後の確認が大事です。
全体に色を付けたら最後に目を入れます。カシューという塗料を使いますが粘度があるので、いっぺんに入れると垂れてしまいます。時間は掛かりますが片方ずつ下塗り上塗りと一工程ごとに乾かしながら進めます。
2015年
2月
11日
水
(←)眼入れ
光沢がある塗料なので自然にハイライトが入ります。
顔が一気に締まりますね。
他の作業をしながら、様子を見て色付けをしました。
彫っている時もずっと見続けていると目が慣れるというのか感覚が麻痺してくるというのか、細かなところが分からなくなることがあります。
そういう時は時間を置いて改めて見た方が良く、気持ちを一旦他のことに向けることで見落としていたところに気づいたり、もう少し手を入れた方が良いなぁなどと思ったり。
人間は一時間のうち集中しているのは十分ほどと言いますから僅かなものです。
確かに気分転換の時間を作ると能率が上がるのは感じますし、そうした方が良いのでしょうが気持ちが焦っている時は中々中々。
せめて散歩しやすいように早く暖かくなって欲しいですね、、、!