2017年

10月

07日

工燈展


今年も高岩寺さんでお世話になります。節目の第十回展。

個人的に11月10日◎、11日◎、12日×、13日△、14日◎という予定です。

何かと行事の多い秋、歳を重ねる秋。この二、三年に比べれば少し余裕のある今年ですが、何事もなければあと十数年はこのサイクルが続きそうです。

 

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2017年

10月

01日

茨城県石岡の祭り

九月十六日の石岡の祭りに行って来ました。常陸國總社宮例大祭です。

 

←新しくなった駅階段中腹からの写真

 

初めて伺ったので車を停めるまで三十分ほどうろうろとしてしまいました。

水蒸気?を使った演出とお囃子。

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2017年

10月

01日

タブノキ

タブノキの半割り

 

コロ(角材)とともに試しに水に浸けて置いたものを五カ月経ったので水槽から出しました。

 

 

二年ほど前に預かってから、丸太は半割り、半端なものを九寸角くらいの角材にした後、横にして直射日光の当たらない場所に静かに置いてあったつもりでしたが、気付くと角材に結構な割れが。

材木屋さんに聞くとタブは中々やっかいな木らしく、乾燥は難しいとのこと。元々は都内の庭にあった実生の木のようで、都合で止むを得ず伐採。水を吸い上げている時期に伐ったのもあり余計大変そうなのです。

 

 

木は必ず割れが入りますが、それでも昔は手順を踏んでゆっくり乾燥させていたので割れが少なかったようです。秋から春までの水を吸い上げない時期に伐採して枝をつけたまま半年ほど山に置き、水分を出す。その後に枝を落として山から出して来る。だから昔は伐採した山などは赤かったと。

水に浸けるのも方法で、二、三年浸けておくとその後の乾燥が早く、割れが少ない上、材の質も違うというような。

 

今回は半割りと角材の上、水に浸けるまで時間も空いている状態なので、さてこの後どうなるのか。どれでも良いからなるべく割れが入らず大きな材のまま残ってほしいのですが、もう片方と比較しながら経過を見ていきたいと思います。

2017年

9月

17日

富士山額 木彫

富士山額の続きです。

独特な雲の表現に山肌の表情を出して行きます。

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2017年

8月

12日

茨城県 潮来祇園祭禮

最近は、さっぱりしない天気ばかりで、なんだか夏らしくないようです。梅雨時期に雨は降らず、明けてからの方が降ったような。

 

そんな八月、

先日は中学校の先輩とともに潮来のお祭りに行って来ました。

映像では見たものの実際には初めて。納めた彫刻の具合が気になるところです。

 

伺ったのは五日で、昼時分に小雨が降りましたが、その後は回復してとても蒸した日になりました。

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2017年

8月

02日

読売新聞の記事

平成二十九年八月一日の読売新聞・埼玉欄 @オフィスというコーナーに載せていただきました。

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2017年

6月

20日

新聞記事

平成29年6月19日の東京新聞 埼玉欄に載せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京新聞web版

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2017年

4月

20日

金沢美術倶楽部100周年 金美アートプロジェクト

もうすぐゴールデンウィークですが、自営で、しかもお店形式でなく仕事をしているとあまり気にならなくなってきます。

期間中の、なんとなく浮かれ気分で賑やかな雰囲気感も好きなのですが、せっかく自営なので出掛けるならばズラしたいところ。いずれにしても良いのか悪いのか仕事の具合でカレンダーは関係なく、融通を利かせることも出来ますがやる時にはやらねばなりません。

 

 

そしてこれはゴールデンウィーク期間中に行われる金沢美術倶楽部のイベント(若手作家の入札展示会)です。木工、金工、面、彫刻、陶芸、ガラス、絵画、漆芸、工芸、家具、釜師、竹工芸と様々な分野の30名の作家が参加されます。

 

仏師の山口幹也さんからお誘いいただきまして、私も参加させていただくこととなりました。新しく作ることが出来なかったため、手元にあった小品を何点か出品します。(フクロウ、ホオズキ、オクラ)

他に親交のある方では面打の新井達矢さんも出品されます。

 

平成29年4月29日(土)〜5月9日(火)10時〜17時(最終日12時まで)

会場 金沢美術倶楽部 一階(金沢市上近江町61番地) 入場無料

 各作家複数展示

(問い合わせ)金沢美術倶楽部 076-262-0391

会場と、ちょうどこの時期にある富山 城端のお祭りにも行きたかったのですが、今回行くことが出来ないので残念です。盛況に開催されることを願います。

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2017年

1月

03日

平成二十九年

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。年末年始と暖かい良い天気で、良いお正月を迎えることが出来ました。今年も健康で仕事に努める、励むことが出来ればと思います。

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2016年

12月

02日

夕方に見た面白い雲

 

 

気づいてからカメラを持ってくる間に みるみると薄くなり、消えて行きました。

どういうときに出るものなのか、名前はあるのでしょうか。

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2016年

11月

25日

初雪

11月に関東での積雪は何十年ぶり。場所により初観測となったという11月24日。

 

物好きなので雪の降るなか写真を撮っておきました。

 

 

午後に東京へ用事があり、雪が降るのを電車の中から見ていると年明け2月くらいの感覚に。

山間部を抜ける頃には雪はやみ、都心に近づくにつれ家々の屋根の雪も少なくなり、夕方新宿へ着いた時には地面に雪はありませんでした。

せっかくの機会。翌日、雪に日が当たったところが見られればと思っていましたが、秩父でも葉の上に雪は無く一時の出来事でした。

 

黄葉と雪の組み合わせは最高です。

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2016年

10月

19日

第九回「 工燈 」合同展のお知らせ

なんとなくお盆過ぎから九月、今に掛けて時化た天気が続き、気持ちが晴れない日ばかりでしたが、そんなことは関係なしに時間は過ぎて行くのでとにかくやることをやるだけです。もうコタツを出す季節となってしまいました。

 

 

さて今年で第九回目の合同展のご案内です。私は平成24年からの参加なので五回目ですね。

やっと展示会名が落ち着き「工燈」となりました。DMも新しいレイアウトです。もう目が慣れてしまいましたが第一印象はどのような感じだったでしょうか。

 

会期は

平成28年11月10日(木)〜11月14日(月)11時〜18時まで

会場 高岩寺会館(とげぬき地蔵尊高岩寺)170-0002 豊島区巣鴨 3ー36ー1

 

 

私の在廊日は10、12、14日を予定しております。

よろしくお願いいたします。

 

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2016年

9月

07日

明治工芸

打ち合わせで都内まで行ったので、帰りに前から目をつけていた展示を見て来ました。

東京芸大美術館で開催中の「驚きの明治工芸」というものです。たまたま初日でした。

 

実際に見てみるとパンフレットで想像していたものよりずっと内容が濃く、充実していて好みのものばかり。情報量が多すぎて頭が一杯。

そして、なんと今回は企画展なのに写真撮影自由(一部撮影禁止あり)。お客さんの数もちょうど良く見て回れるほどでしたので、誰もいないところを見計らって行ったり来たりで迷惑気味に撮影して回りました、、、

 

とにかく実際に見て欲しいものばかり。存在感や大きさは図録からは伝わりません。

この後、巡回で京都と なぜかまた関東に戻り川越で展示されるようです。ご興味のある方は是非。

 

 

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2016年

9月

06日

彫刻の段取り 富山県井波へ

先の仕事の段取りのため富山県井波へ行って来ました。今年の五月以来の約三ヶ月ぶりです。

以前に日帰りをしたこともありましたが、かなりつらく危険なので一泊二日で今回は高岡に宿泊しました。

 

 

初日、朝自宅を出発してお昼ごろ富山県へ。

 

 

まず材木屋さんへ寄って木を吟味。良い材は当然値が張りますので気楽には買えませんが先の為と思い切って購入。完全に予定外の予算オーバーでしたが、急に仕事が来た時に探すとなるとまた大変なのです。いつか良い機会に恵まれるよう努力することですね。

 

 

次に前から伺いたかった木工家さんの工房へ伺いました。メールでやり取りをしても やはり実際に会ってみないとわかりません。見た目にも想像とは違う印象で、お話を伺ってもとても良心的でバイタリティのある方でした。

仕事の手を止めさせてしまって申し訳なかったのですが、また今後お世話になるであろう いろいろな情報をお聞きして、あっという間の二時間。有意義な時間でした。

 

 

 

途中、高岡の河川敷で見かけた草刈機

 

一度は通り過ぎましたが、不思議な機械のインパクトにどうしても気になってしまい、車を停めて小雨の中 写真を撮るという笑。

 

ラジコン式なのかアンテナが見え、遠くからでもかなりの大きさがあることがわかります。昆虫のような偏平なフォルムが堪りません笑。 

 

 

 

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2016年

9月

04日

能装束と能面

九月三日 横浜の久良岐能舞台(くらきのうぶたい)で行われた能装束と能面の展示、講演に行ってまいりました。

 

能楽堂所蔵の装束の虫干しを兼ねた展示と、日本刺繍、染色文化財修復がご専門の大学教授 岡田宣世先生、面打の新井達矢さんの講演です。

 

今回私は急遽 新井さんのお手伝いでの参加。普段能舞台を間近で見る機会はないので興味津々です。

 

まず朝五時前に家を出発、途中新井さん宅に寄り、横浜へ。途中渋滞もありましたが、ちょうど予定の時間に能舞台へ到着、そしてすぐさま展示準備です。

面打の岩崎久人先生も手伝ってくださり一時間ほどで飾り終えました。

 

和室二間に十五面、周り中囲まれると壮観です。

 

 

 

フレンチナッツステッチ

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2016年

9月

01日

木彫看板 制作

地元の方からいただいた看板制作の仕事です。

 

喜寿の節目のために自ら斜面を切り拓いて、整地、石積み、整備して造られたという場所の入り口に掛けるためのものです。

実際に見てみましたが結構な範囲、仕事量です。飾り石一つ見てもかなりの重量で、途中まで軽トラで運べても積み下ろしだけでも大変な事。しかもそれを七十を過ぎて、三年間で完成させてしまったというから驚きです。

現在八十過ぎで足取りは軽快。そのエネルギー、体力はどういうことなんでしょうか、、、基礎体力が違います。

これも自ら書かれた字で、それを彫り込んで行きます。

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2016年

7月

29日

梅雨明けが発表され、計ったようにミンミンゼミが鳴き始めました。やはり夏の盛りにはやかましいくらいのミンミンゼミが合っています。

やかましいといえばクマゼミで、あれは本当にうるさい笑。このあたりにはクマゼミはいませんが、大きく無骨で黒々としたフォルムは存在感があります。子供の頃、伊豆で初めて捕まえた時に、車の中で離してしまって倍うるさかったのが印象に残っています。

 

また夏の終わりに鳴き始めるヒグラシの声が好きで、夕方涼しくなって鳴き出すあのカナカナという声を聞くと物悲しいような、夏が終わるなぁという情緒がありました。

ここ何年かはその周期が崩れ、夏のはじめからヒグラシが鳴き出して、なんだかおかしい。自分の親の世代の何十年も前と比べるとということでなく、子供の頃の二十年前と比べても変わっている。百年単位、もっとそれ以上で見るともともとそうだったんでしょうか。

先日行った員弁でも一日中ヒグラシが鳴いているようで、参ったのは朝方四時くらいから鳴き出して、お互いに触発されるのか一斉に声を揃えて大合唱。泊まったところの目の前が林だったので特等席です。ここまで来ると耳障りになってしまい情緒どころではありません。

実際どういう原因かわかりませんが、こんな事からも自然界がどうなっていくのか心配です。せめて省エネを心がけたり、ゴミを減らすために気を遣うべきで日本の過剰包装はいつも気になります。

小さな事であっても心掛けが大事で、大きな目で思いやりを持っていかなければいけませんね。

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2016年

7月

28日

員弁町 捻り橋

先日、三重県いなべ市へ行って来ました。「員弁」という字を書きます。合併でいなべ市となったそうですが看板などにはまだ漢字が残っています。ローマ字がなければ読めませんでした。

 

名古屋からも近い静かな山間で、高速から降りて目の前に現れる山の裾には太平洋セメント。石灰を採っているのでしょうか、他にも工場があり、秩父とよく似た風景に感じました。

 

写真はいなべの阿下喜から西桑名まで十三駅を走る北勢線の車両、幅が狭く両側に人が座ると真ん中を一人が通れるくらいだそうです。

鉄ちゃんではないんですが今度は是非乗ってみたい。写真もつい撮りたくなるような路線、風景でした。

この橋は「ねじり橋」というそうで、写真ではなかなか分かり難いですが不思議な造りをしています。石垣がキレイに組み合わさっており、大変な加工が必要です。

 

はじめに緑とアイボリーの車両が通過し、数分後に黄色の車両が通り過ぎて行きました。

 

 

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2016年

1月

03日

明けましておめでとうございます

年末からずっと晴れの暖かい日がつづき、良いお正月を迎えることが出来ました。

今年一年 健康を大事に向上を目標に過ごして行きたいと思っております。

本年もよろしくお願いいたします。

 

2015年

10月

19日

展示会のお知らせ

三か月振りのブログ更新となってしまいました。しばらくの間とても更新する気持ちになれず、その上気持ちは急くばかり。ここ数カ月を振り返れば、春時分からバタバタと内容と日程共に大変であった仕事を納め、そのまま関西へ夏中出張、帰って来てからも何かと追われ、自分の力の無さを痛感致しております

お世話になっている皆様に申し訳ないですが、今年の出品数は寂しいものになってしまいそうです。


お知らせします。

連絡が遅くなってしまいましたが、現在ギャラリー「guild」さんにて小品を数点、展示販売させて頂いております。

ボックスギャラリーという小さな箱型のスペースに、ホオズキとオクラ、林檎を12月27日まで出品中です。


guild

〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-20-8(自由が丘駅
正面口から徒歩8分、
バス停「八雲三丁目から徒歩5分」) 

営業時間 11:00~19:00(2階は18:00閉店)

定休日 水曜日となっております。
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2015年

4月

23日

今年は天気が

今年の春はなんだか天気が良くない日が続きましたが、ここ何日かで一気に若葉が芽吹いて山が柔らかい緑になって来ました。

太陽の光が当たると鮮やかで気持ちがいいです。


その中で常緑の針葉樹は目立ちますね。まとまってあると新緑という感じではない気がします。笑


そしてもうすぐ端午の節句。
都心ではもちろん、町中ではなかなか鯉のぼりは上げられないと思いますが、まだまだこのあたりの農村ではところどころに上がっています。
晴れた空だとよく映えて清々しいですね。


2015年

4月

12日

彫刻の段取り 富山へ

先日仕事の段取りのために富山へ行って来ました。今話題の北陸新幹線ではなく車です!

富山へ行ったのは一年半ぶりくらいになりますか、久しぶりです。

 

高速に乗って関越道から上信越道に入ると徐々に妙義山が見え、どんどんと迫って来ます。そのまま右回りにずうっと迂回して行きますが、見慣れないシルエットと迫力に別の世界に来たような気持ちです。

この日はあいにくの天気で霧のような雲とうっすら山に降った雪もあり余計にそんな感じがしました。

 

トンネルを抜けるごとに天気が変わるようでしたが、道中ところどころに桜が植えられておりとても綺麗でしたね。

 

目的地の富山県井波町に到着し、親方に挨拶をしてからそのまま工房の一角を借りて作業をしました。

 

今回は欄間の板を見るのと、それを糸鋸で抜いてもらうために始めの絵付けをするのが目的です。

 

写真はその内の一枚で事前に地をさくって仮枠を付けてもらってあります。とても素姓の良さそうな綺麗なクスノキの一枚板で文句なしです。

 

さっそく絵を付けて糸鋸の作業へ回します。

 

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2015年

1月

16日

神社 扁額 制作

彫り下げた字の部分に金箔を押すための下地としてカシューを塗って行きます。

少し薄めて塗り易くして一回目を塗り、完全に乾いてから二回、三回と重ねて塗ります。

(←)三回目の塗りが済んだところ

下地が出来たらいよいよ金箔を押します。


これは初めて知ったのですが扁額の「篇」とは、この字だけで「薄くて平らな」という意味があるそうで、そういえば篇平がそうかと思い一人で納得しました。

言葉に出して使ってはいても漢字を知らない書けないものが多くありそうです。


しかしちょっとこれでは情けない、まずは本を読むことからですかね。大人になっても漢字等々日々勉強ですね...



途中の写真を撮ってなかったというか余裕がなかったので飛びますが、かなり梃子ずりつつもなんとか仕上がりました。


下地の上に接着の為にカシューを塗り、乾ききる前に字の大きさに合わせて金箔を切って載せて貼って行きます。それから真綿で軽く押さえて密着させ最後に刷毛で隙間に入れ込んで当てるように、余分な金箔を払うように刷いていきます。

今回金箔は一号を使いましたが果たして活かせたのかどうか...


金箔の扱いはとても難しく、箔箸で挟んで持ち上げるだけでも技術を要します。金箔の薄さは一万分の一ミリメートルですから表面の少しの段差で簡単に切れてしまいます。

均一にムラなく押していくのは本当に難しいです。

今回は平面的な字ですが立体ともなれば大変です。

塗師屋さんを尊敬しました。



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2015年

1月

10日

神社 木彫り額

筆跡をそのままに、元の字を忠実に写すよう心掛けて仕上げ彫り。これで彫りは終わりです。


そして、文字に金箔を押して仕上げるためこれから下地を作っていきます。

 


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2015年

1月

07日

小鹿神社旧本殿 上屋 木彫り額

原本を板に写して彫り始めます。ケヤキ材なのでとても堅く、簡単にはいきません。

 

すでに額に納まった状態のため玄翁と鑿で荒彫りすると音が反響してかなり耳に来ますがここは仕方ありません。

これはかまぼこ彫りですがよくあるものより断面を丸く仕上げようと思っています。

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2014年

12月

29日

小鹿神社本殿 上屋

今回は額の制作です。

これは地元の小鹿野町にある小鹿神社旧本殿の上屋に納まるものです。

字は御歳99歳になる石川さんが揮ごうして下さいました。


現在ある小鹿野神社は、洪水などの理由で明治43年に元あった場所から移転されたものらしく、「腰の根」という場所にあった諏訪神社に合祀されたということです。その際に旧本殿は元の場所に残されており、老朽化が著しいため今回改修ということとなりました。


以前は金網の上屋で中が見づらい感じでしたが、今回建て替えで木造になるそうです。本殿共にどのような感じになるのか来年春の完成が待たれます。


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2014年

12月

12日

昔話は聞くもの

先日、親類と家で酒を飲んでいた時の話。

自分は仕事終わりの途中からの参加、祖父母とそのいとこのオジの話を聞きながら食事をする格好でいました。

 

自然と昔話になり、先祖のことからこの地域の変遷、子供時分のことなど話は膨らみます。近代、急激に生活が変わった今、最近生まれたような人からは想像出来ないような話でとても興味深く、考えさせられました。その時を生きていた人の実体験ですから聞くべきことです。

 

その中の一つで、そのオジが子供の頃の話。近くに「蛇塚」というところがあり、蛇塚というだけあって本当に蛇が多く出て嫌だった。ということを聞きました。一歩進むごと、一メートル行くごとに次から次へと出てくる。五十メートル進むのに何十匹も出たと言っておりました。どこまで本当か酔払っていますし昔の話、話半分鵜呑みには出来ませんがとても面白い。

そしてそこから話は蛇のことになり、そこで「セヨリ」という言葉を聞きました。耳慣れない言葉でなんだろうと思っていると、どうも春頃に蛇が交尾のためにうじゃうじゃと集まっている様子のことを言うようでした。

どういう字を書くのか、そもそも方言なのかわかりませんが自分の親も知ってはおりませんでした。

この辺りは山間部なので蛇は出ますが昔よりは見る機会は少ないでしょうし、蛇の交尾となると尚更です。祖父母も一回見ただけということでした。そのことを指す様子自体見ることが無いのですからセヨリという言葉は使われることも無く、消えようとしている。死語が増えて行くのはとても悲しい気持ちです。時代がそう遠くないので尚更でしょう。

 

もう八十のそのオジが言っておりましたが、俺のお祖父さんが良くいろいろと話をしようとしていたが、子供にとってみればそんな面白くない話など聞きたくないし、後で後でと聞かずにいたんだが、今となっちゃあわからないことを色々と知っていたんだろう、教えておこうと思ったんだろうと話しておりました。

確かに自分でも思い当たる節は多々あります。また聞けば良いと、聞かず終いでわからなくなることが沢山あるでしょう。ただそれではあまりに寂しく情けない、改めて聞いておくべきだと思ったところです。

 

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2014年

11月

17日

とげぬき地蔵 展示会

今年も昨日で無事展示会を終えました。

お忙しい中お運びいただいた皆様ありがとうございました。


期間中は曇りで寒い日はあったものの最終日などは気持ち良く晴れた良い日で終えることが出来ました。


最終日は出品作家も多かったため作家自身で説明などなど。


作り手がどのような思いで作ったのか、どのような意味があるのかなどを知るとまた違って見えるものです。


出品者七人のうち半分程は一年に一度くらいしか会えませんが、この機会にいろいろと刺激をもらいます。

今回も自分にないような発想や技術で勉強させてもらいました。

本当欲しいものもありましたし、、、笑


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2014年

10月

27日

とげぬき地蔵での展示会 「工燈ノ集イ」

とげぬき地蔵

今年もこの季節がやって来ました。

毎年秋は何かと忙しいです...

 

七人による展示会を以下の日程でとげぬき地蔵さんでお世話になります。

 

「工燈ノ集イ」

<会期>2014年11月12日(水)~11月16日(日)

    開場 11時~18時まで

<場所>とげぬき地蔵尊高岩寺 高岩寺会館 一階ギャラリー

     170-0002 豊島区巣鴨3-35-2

 

何かメインとして一つでも出せれば良かったのですが、ズルズルと時間が過ぎてしまい作れず終いとなりました。あるとわかっていることですから余計に不甲斐ない。毎年の課題とします。

 

やむなく今回は以前作ったものと来年の干支も含めて小品を何点か出す予定です。

ちなみに来年の干支は羊、実はまだ途中なので最後の仕上げを頑張ります。

 

 

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2014年

10月

11日

フォークリフト

今年に入ってからかフォークリフトのシリンダーからオイル漏れがあるのは知っていましたが、最近漏れがひどくなって来ました。

傾きを調整する左右のシリンダー部分からの漏れで、停めておくだけでも地面に溜まるくらいの勢いです。

 

いよいよまずいと思い調べてみると1980年10月式ということ。自重1540kgのトヨタ製です。一瞬思ったより新しいと思いましたが、三十四年経っているのでかなりの旧式です。タイヤはひび割れ、溝は摩耗でツルツルです。最近の電気式のスマートなフォークリフトとは違いますが、私が生まれてからずっとあるので愛着はありますし、なかなか良い格好をしていると思っています。


どうしてもなくてはならないものではなく、かといってたまに必要な時もあるので、直して使えれば良いですが、結構修理には掛かりそうです。とはいえ、油圧のものは漏れは仕方ないことですし、よく持った方だと思います。

 

シリンダー自体傷ついているわけではないのでオイルシールを変えるだけで良さそうですが、シリンダーが引っ込んでいるのでカバーやらを取り外してかなり手間が掛かりそうです。

詳細がわかるかと思い、トヨタの営業所に問合わせて見るたところ、古いものなのでアッセンブリの型番より細かいことはわからない上、生産中止というこでした。

品番がわからないので分解してモノを見て探すか、合うパーツを探すのか、それとも中古を買うか廃車か。しばらくみんなで検討です。

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2014年

10月

02日

上賀茂神社

上賀茂神社

先日、京都市北区上賀茂にあります上賀茂神社へ行って来ました。通称が上賀茂神社で賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)というのが本当なのだそうです。

ちなみに平成27年には遷宮です。


賀茂別雷神社

今回、京都駅から地下鉄で来れば良かったのですが、観光ついでにとバスで来てしまったために五分ほどしか鳥居の中にはいられませんでした。

思いのほか時間が掛かり、京都駅から一時間程。降りるところをうかがっていたら上賀茂神社が終点でした。

17時には鳥居が閉められてしまいなんとも残念でしたが、忙しなく一回りだけさせてもらいました。

またあらためてゆっくり来たいと思います。

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2014年

7月

26日

鳥居新調 6

両部鳥居
両部鳥居

今月半ばに出来上がりました、本柱の前後に広がって小さい柱のある両部鳥居という種類の鳥居です。

 

屋根板を張って銅板葺きにしてあります。

手入れをしながらこれから長いこと持ってくれればと思います。

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2014年

7月

05日

神社 鳥居新調 5

今日はいよいよ鳥居の建前の日です。朝から雨が降り続き、延期になるかともしれないと思っていましたが、うまい具合に弱まってくれたので小雨の降る中の作業です。

まずはクレーンで柱を立てます。はじめの角材からはだいぶ軽くなりましたが、とても起こせるようなものではありません。

 

慎重に礎石の枘と合うように下ろして据えます。

一番上の笠木、島木も組まれて、とりあえずは形です。

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2014年

6月

26日

神社 鳥居新調 4

柱を丸く削り、仕口の枘の加工も済んであとは防水のための塗料を塗って組むのを待つだけです。

 

以前建っていた鳥居はかなり傷んではおりましたが、明治十八年建立とありましたから129年経っています。

維持していくためには手入れも大事な要素で地元の協力も必要です。長く健全な状態で維持されればと思います。

 

これは両部鳥居なので前後に小さな柱が付きます。

(←)これはその柱

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2014年

6月

24日

鳥居新調 3

鳥居の柱の加工です。


角材だった柱の角を取り、八角、十六角と順に面を取って行きます。削っては墨打ちをして正確な面を出さなくてはいけません。

 

これは直径九寸で一割の先細りとなっています。


そして、最後に内丸鉋で丸く仕上げるのです。

 

柱の台石に組むためのホゾを作ります。

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2014年

6月

14日

鳥居新調 2

一番上に来る笠木と島木という部分。

 

反りのある明神系のものでこれには屋根が付きます。

四本あるのは貫です。 

 

この鳥居は両部鳥居と呼ばれるもので柱に袖柱が付属しているため、部材も多くなります。

 

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2014年

6月

13日

西川林業 飯能吾野

昨日、埼玉県飯能市で開催された地域活性化のための講演会へ行って来ました。

タイトルは、地域を学ぶ講演会 第一回市民公開講座「飯能の輝く三十年先を考える」主に飯能の林業についての話です。
  講師は東京農業大学教授 木村俊昭氏と、ゲストとして関東農政局長 末松広行氏。

 

実際に拝聴して、タイトルなどから受けた印象よりずっとわかりやすく、面白く感じ、そのまた一方で考えさせられました。


 表面的でなく深いところで何を考えるべきなのか、先を考えて行動する意識を皆で持つことが重要だと感じました。
こういったところで良いリーダーも必要ですし、いろいろな考えがある中で進む方向を決め、納得理解してもらうということは本当に大変です。

 

中でも、先を考えるというところで子供たちの教育のためのキッズベンチャー(子供の頃からまずは身近な地域、社会のことを知るための取り組み)という、自分たちで役職を決め、「何をしたいか」「そのためにはどうするのか」を考え、地元の会社を回り、教えてもらいながら学んで行く授業や、地元の人を講師に親も祖父も一緒になって授業を受ける。というような活動はとても意味のある、必要なことだと思いました。

皆で一緒になって動くということ、ということはとても大事なことですね。

 

講演会の最後に、短い時間でしたが木村氏と末松氏による飯能林業のこれからについての対談が行われました。

 

木村俊昭 氏 1960年北海道出身。1984年小樽市入庁し、全国初の歴史的建造物ライトアップ、ものづくり職人の招致、地場産業振興等に携わる。

町興しの手腕を買われ、2006年より内閣官房・内閣府企画官(地域活性化担当)として、地域と大学との連携、地域経済の活性化に取り組む。2009年より農林水産省企画官として、六次産業化・農商工連携に取り組む。2009年NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演。現在、東京農業大学 教授 ・一般社団法人北海道活性化機構 代表理事・公益社団法人日本青年会議所アドバイザー兼地域プロデューサー育成塾 塾長をされている。

末松広行 氏 埼玉県浦和出まれ。東京大学大学法学部卒。1983年農水省に入省し環境政策課長、食料安全保障課長、政策課長などを経て10年7月から林野庁林政部長に就く。

 

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2014年

6月

05日

梅田で木彫グループ展

先日無事に大阪梅田の展示会を終えることが出来ました。
都合をつけて来ていただいた方々、協力してくださった方々、皆様どうもありがとうございました。

 

私が在廊したのは後半の1、2、3の一部だけでしたがその間もほとんど途切れることなくお客様に来ていただき、今までフェイスブックなどでやりとりをしていただけの何人かの方とも実際にお話することが出来ました。

新しい繋がりも出来ましたし、作家それぞれに成果もあり良い機会となったと思っております。

 

今回の展示会メンバーの中にはほとんど面識のない方もおり、作風もまたそれぞれでしたが木彫ジャンルのコラボということでとても面白かったと思います。

共通テーマとして作った「猫」も作家の個性が見られて作り手側からしても気になったところでした。

展示会をすることは、作品制作から大小多くの準備、費用、など体力を使いますが、しっかりとした宣伝が出来れば、とても良い機会となると思います。

 

実際に見ていただくことが出来ますし、今まで知らなかった人に知っていただいたり、新たな繋がりとして広がっていくこともあります。

 

知っていただくことは重要で、こういったことも一つの目標として出来るように

努力していきたいと思います。

 

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2014年

5月

30日

鳥居 新調

今年、地元の神社の鳥居が老朽化のために新調されることになりました。

現在作業が進められており、夏ごろ完成の予定です。

 

写真は柱となる栗材、水に強く耐候性もあります。かなり大きなものが必要で材だけでもかなりの金額です。欅になればまた値段は跳ね上がります。

大きな材が取れるような木自体が減っておりますし、林業の具合もあり大変です。

 

人の仕事場に行くというのはあまり良いことではありませんが、鳥居を作る機会に会うことはなかなかないですし、作業場が歩いてすぐの所なので記録も兼ねて見させてもらおうと思います。

 

 

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2014年

5月

27日

兎 彫刻

引き続き展示会のための制作、

 

鼠が手元にあったのでそれを、とも思いましたが共通テーマが猫であり、自分自身も「猫」を出品するため、あまり良くないのではという気がして兎にしました。

 

手に乗るサイズで小さめですが、しっかり彫り込みます。

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2014年

5月

26日

猫の仕上げ

梅田の展示会まで残りわずか、、、

 

今はとにかく時間が欲しいところ

共通テーマの猫を仕上げます...!!

 

http://ameblo.jp/miyamoto-blog/entry-11835945380.html

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2014年

4月

17日

ミツバツツジ

今頃はミツバツツジが大変綺麗なところです。桜も良いですがミツバツツジも魅力的です。

 

株によって微妙に色合いが違っていたりして良いですね。非常にデリケートな植物だそうで日当たりが変わったりするだけで影響が出たりします。

成長度合が小さく、手首くらいの太さでも何十年という樹齢です。

 

種から生やすか挿し木で増やせれば良いのですが。

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2014年

2月

22日

2014年2月の大雪

(写真は14日の晩 家の前にて)

14日の昼間までは大したことはないと思っていたのですが仕事を終えて外に出て驚きました。

結局15日の午後まで降りつづき90センチの積雪。同月8日の雪もまさかと思っていたのに、さらに倍以上降るとは、、、、、

ずっと雪下ろし雪かきなどをしていますが今日で目処をつけたいところ、
雪国でないところへ降ったため十分な備えなどがなく余計に大変な感じです。


今だ場所によって孤立しているところもあり、除雪など懸命な作業が続けられているようです。

早く解消されるのが待たれます。
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2013年

11月

26日

東京国立博物館 トーハク特集陳列 「日本の仮面 能面 是閑と河内」

先日24日にトーハクでのイベントに行って参りました。新井達矢さんによる面打ちの実演とトークということで午前と午後のそれぞれ二部に分かれており、平成館のホールで行われました。

 

彫刻史研究員の浅見さんという方と新井さんが並んで座り、司会の方とともにまずは自己紹介、面についての細かな説明、トークをしてから実演、が午前の部。

 

実際に彫るところを見せるわけですし事前予約で人数が制限されていましたから、作業しているところを囲んで見学するものだとばかり思っていたのですが、実際はホール壇上でそのまま実演、プロジェクターで映して席に座ったまま見学するという形でした。

 

出来れば人に見られながらの作業はしたくはないと(笑)個人的には思うのですが、今回はその上改まった席でかなり緊張されたのではないかと思います。

 

進行具合が違う面を用意されていて、荒彫り、小作り、彩色を見させていただきました。さすがに最初の十分ほどは緊張の様子が伝わってきましたが、徐々に集中し自分の世界に入っていったように感じました。

 

客観的に見ると人の仕事というのは面白いもので同じ彫ることですが槌の振り方やリズムなど個性があって興味深いです。とても勉強になります。

 

ネクタイ、ベストに足袋というのがまたシュールでした。


午後の部はトークで、特集陳列されている安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した面打、是閑と河内という作家の作を数点取り上げて新井さんによる技術的観点からの解説、感想や浅見さんによる研究員からの視点のお話でとても内容の濃いものでした。

 

新井さんと会うまでは面に注目していませんでしたし見る機会もそれほどなかったのですが、説明を受けたりすることでその奥深さが感じられるようになりました。

 

良いものを見ることが本当に大事なのだと実感です。

 

今後はお二人で、それぞれの視点で見て意見を交えながら面の調査研究をされるということです。

他の分野でも行われていることかもしれませんが、作り手も一緒になった研究がもっと増えていけば良いんではないかと思います。

その後、館内をしばらく見て外に出るともう暗くなっていたので帰ろうと思ったのですがライオンの像が入口に二体構えている西洋建築の「表慶館」が開いていたのでせっかくなので入ってみました。

今回初めて入ったんですが中ではちょうど「洛中洛外図屏風 舟木本」3Dプロジェクションマッピング の投影が25分の1スケールで始まるところで、奥にはかなり人が集まっておりました。

 

頭と頭の間からチラチラと見えるだけでしたが、音と映像の演出でそれでもなかなか良かったです。

こういうこともあるので、何かと外に出てみたりいろいろと行動した方が良いですね。

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2013年

11月

19日

木彫 「 猫 」 置物 2

これは彩色をした猫の仕上がりです。


当初は胡粉下地をして黒猫にしようと思っていたのですが、途中までやってから思い直し、色を落として初めからやり直しました。

木目がわかるくらいで止めて鼻の頭と耳の中だけ淡い桃色にしてあります。

 

そしてこれは、とげぬき地蔵さんでお世話になっている展示会「工燈ノ集イ」の様子。今年も無事終了しました。会場にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

個人的には右の画像にある新井田さんによる古い版画の復刻、熱田式毘沙門がお気に入りでした。

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2013年

10月

24日

「 工燈ノ集イ 」巣鴨とげぬき地蔵 高岩寺会館展示会

去年から参加することになった展示会が今年も開催されます。

今までは人数により 「 ○人展 」 と変えていましたが、今年からこの展示の名前が 「 工燈ノ集イ 」 となりました。よろしくお願いいたします。

この展示は、以前の作品もありますが各々がこの一年で新たに作ったものを展示する発表の場でもあります。ご興味のある方、ぜひお運びください。

 

<参加作家>
新井達矢(能面)、梶浦洋平(仏像)、田中俊成(神楽面)、新井田慈英(仏教美術)、宮本裕太(木彫)、林円優(絵画)、黒住和隆(仏像)

<会場> 

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目36-1

とげぬき地蔵尊高岩寺 高岩寺会館(一階展示場)

商店街に面している建物とは別で、地蔵通り商店街から横道に入ったところです。

(↑Aの場所です)

 

<最寄り駅> 

JR山手線 「 巣鴨 」 正面口 徒歩5分
都営地下鉄 三田線 「 巣鴨 」 A3出口 徒歩2分
都電荒川線 「 庚申塚 」 徒歩2分


<会期> 2013年11月9日(土)~14日(木)

<開場> 11時~18時(最終日のみ16時まで)

 

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2013年

10月

19日

竹内栖鳳展 鈴木長吉 十二の鷹

先日、竹内栖鳳展を見に東京国立近代美術館へ行って来ました。京都市美術館との巡回です。

この日は会期末で連休、前日ニュースで告知があったためか、開館時間からかなりの列になっていました。

館内もかなり混んでいて、なかなかゆっくりとは見られなかったのですが、行ったり来たりしながら空いているところから全部見て回りました。

色彩の工夫やいろいろな表現技法を使ってあり新鮮な驚きと迫力を感じました。本当に見ることが出来てよかったと思います。

有名なものから、こういうものも描いていたのかというものまで、展示数も多く充実した内容で、写真で見ていたものを実際に見て、ずいぶん大きさのイメージの違いがあるのでそういった驚きもありました。個人的には図録にも館内の様子などもちょっと入れてみてもいいのではないかと思ってしまいます。

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2013年

10月

09日

金沢での展示会

先日、金沢で行った展示会が無事終わりました。協力していただいた皆様ありがとうございました。

 

今回の場所は西茶屋街で周りには古い建物が多くあるところでした、この建物も国の有形文化財ということで、このような展示をするのは初めて。使わせていただけてありがたい限りです。若い作家たちを応援してくださる気持ちもあってのことだと思います。

 

普段は視野が狭くなりがちですが、展示会などで客観的な意見を聞いて気づかされることがしばしばあります。

単純に広い場に置いた時などの見栄えもあります。やってみないとわからないことは多いです。

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2013年

9月

30日

高村光太郎展 平櫛田中の美術館へ

九月のはじめ、休みの日に足を延ばして岡山県井原市の田中美術館へ行って来ました。

ここは平櫛田中(ヒラクシ デンチュウ)という彫刻家の作品を展示するための市の施設で、田中が市内の学校に寄贈した作品や遺族から贈られた作品を中心に数多くの作品を見ることができます。

 

実は八月にも来たのですが、その時に高村光太郎の特別展があるということを知り、二度目の訪問でした。

先に知っていればと思いましたが、特別展のための展示作品の入れ替え、並べ替えがあり、田中作品は少なくなっていたので、田中を見るのであれば平常展示がおすすめです。塑像やブロンズなども含めて作品が多いのでかなり満足感があります。

 

また今回の光太郎展も作品が一堂に会していたのでたっぷり見させてもらいました。

やはり本物を見るのは嬉しくもあり、また技術の差を目の当たりにして考えさせられ、自分を見つめ直す機会になります。

いろいろな方向から見ることができるように展示してあり、写真集などでは気付かなかったことも知ることができました。お近くの方おすすめです。

 

生誕130年 彫刻家・高村光太郎展

井原市立 田中美術館  会期 平成25年8月30日(金)~平成25年10月20日(日)

千葉市美術館より巡回のようです。

 

田中は岡山県井原市(現在)に生まれ、本名は田中倬太郎といい、十歳くらいの時に平櫛家の養子となります。そして後に、この両家の名を合わせて号としたようです。

 

人形師 中谷省古に弟子入りし木彫を習い、また高村光雲らに指導を受けたとありますが、直接の指導というより工房での勉強、独学の面もあったようで、後に禅僧 西山禾山、岡倉天心からは精神的に大きな影響を受けたようです。

 

「活人箭」をはじめ、「転生」、六代 目尾上菊五郎がモデルの「鏡獅子」など多くの作品を残し、満百八歳まで生きた人です

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2013年

9月

24日

展示会のお知らせ

去年、富山市で行った展示会の流れで、今年は金沢市で開催します。

 

手仕事の良さを若い人から年配の方まで実際に目で見て伝えようという試みです。今回で第3回目!気軽に来てもらえると嬉しいです。

 

搬入のため 3日に金沢へ行き、会期中は会場にいる予定です。


「題名」伝統のありか
「サブ題名」木彫りの彫刻

作者 坂上俊陽 、宮本裕太 、高場正良、 牧芳彦 、住吉太雲
日時 10月4日(金)~10月6日(日) 午前10時~午後6時

場所 西茶屋街 西検番事務所
(石川県金沢市野町2-25-17)

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2013年

9月

19日

出張から帰って来ました。

久しぶりの更新です。出張から帰ってきたのでまたブログを始めます、本当に暑く、短く感じた夏で良い経験、勉強をさせてもらいました。

出張中の間に訪れたところなど、またあとで載せることがあるかもしれませんが、とりあえずご報告いたします。

(←)帰りの際に通った諏訪湖です、まだ諏訪市をまわったことがないのでぜひ行きたいと思っております。

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2013年

6月

24日

しばらくブログは休みます

今月後半から兵庫の方へ仕事で行くことになっていまして、

その間のブログの更新などは出来ないかもしれませんのでお知らせいたします。

道具やらを一式持って、夏中は兵庫の方で生活をします。何しろ暑い時期ですし、遠い場所なので移動が大変そうですが、気をつけて行って来たいと思います。

こちらへ帰ってくる秋口くらいにはパソコンを始められると思います。

よろしくお願いします。

宮本彫刻

メール  miyamoto.a.a@hotmail.co.jp

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2013年

6月

06日

バラの庭

ちょっと用事があったついでに、オープンガーデンに行ってきました。

数があるのでかなりバラの香りがします。小雨で、もやがかかる、しっとりした良い感じでした。

バラのアーチというのはある程度になれば毎年咲くのかと思っていたんですが、毎年巻きつけ直したり手入れが必要なんだそうで、しかもいろいろな種類が結構な広さに植えてあったので大変です。


自分は見るだけですが、とても魅力的で良い気分転換をさせてもらいました。

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2013年

5月

17日

国宝 大神社展 東京国立博物館 トーハク

先日、東京国立博物館で開催されている大神社展に行ってまいりました。

展示期間が前期と後期に分けられているものもあって、全て見られたわけではありませんが、全国から集められた宝物はとても見応えのある内容でした。

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2013年

3月

29日

いきものたちの、ものがたり展

完全に後日談となってしまい申しわけないんですが、先日「いきものたちの、ものがたり展」 に参加してきました。

那須のギャラリーで、店主の娘さんは絵本作家、まさに絵本の中に出てくるようなたたずまいでした。


木彫は、はしもとみお、本多絵美子、新井達矢、宮本裕太

 

写真に写っているのは、はしもとみおさんの木彫と、新井達矢さんの猿の創作面です。

音楽は、ヨダアミ、小林カヨ

演出、渡邊春菜

竹内真

歌とともにプロジェクタで絵を描いていくんですね、このギャラリーと展示の雰囲気と合ってとても良い空間でした。

 

自分ではいろいろと写真を撮っていたつもりがブレていたり、資料の写真が多く、使えるようなものが無く残念です。

 

あとから那須へ行き、過ごしたのは数日でしたが本当に最後まで出会いがあり、また同世代からは刺激を受けて、とても意義のあるものとなりました。

 

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2013年

3月

22日

ウェブサイト開設

ずっと作ろうと思っていたもののなかなか手を付けられず、そして進まずでしたが、やっとウェブサイトが出来ました。

 

まだ基本的なところしかありませんが、ブログと並行しながら徐々に良くしていければと思います。

 

ウェブサイト http://www.mokucho.jp/

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2013年

1月

25日

木彫り作品 彫刻動画

動画を新しく作りました。
修行時代の写真も含めたスライドショーです。前のものはフラッシュでしたので以前再生出来なかった方も見られると思います。
出来るだけ良い画像でと思ったのですが、やはり画質と色が変わってしまいますね。


http://www.youtube.com/watch?v=wNVbclz5Z5E&feature=player_embedded

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2013年

1月

09日

能の展示会

先日、松屋銀座で催されている観世宗家展に行ってまいりました。

広い意味で木彫関係の五人で鑑賞して来たのですが、それぞれ感じ方も好みも違うので、自分だけでは気付かない部分にも注目することができました。おもしろいですね。
また面の本職
、新井さんもおられたので専門的な技術的なものまで解説していただき大変勉強になりました。
最初見た印象としばらく時間をおいて見た時の印象が変わった面や、見ていて引き込まれるような面もありました。実際に使用され、年月を経て現在に伝わるわけですからすごいことです。

風化の美を感じました。

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2013年

1月

03日

作品が出来るまで

単純に、こんなものがほしいということだけでもまずはご相談ください。

デザインから制作まで一人で行いますので柔軟に対応できます。

また、希望ご予算がある場合はおっしゃってください。予算内で出来るかどうかも併せて考えます。

 

<注文の流れ>

(1) お問い合わせ、相談

例えば、

「 玄関や床の間に何かひとつ飾りたい 」、

「 今、飾ってある絵や壁掛けを季節によって変えたい 」、

「 記念として何か送りたい 」 、

など、どんなものが良いかということからでもご相談いたします。

また、値段については使う木材の種類、大きさ、掛かる手間によって変わってきますので、お話しする中で提案をさせていただきながら最初の段階で大体の見積もりをいたします。


(2) 注文、(図案を描く、確認)

基本的には注文の際に内金をいただき、お客様の希望をお聞きしてから図を描き始めます。

場合によって大まかな案を何通りか考えた中から選んでいただいて、図を考えていきます。図案が出来ましたら郵送し、直接確認いただきまして、「よし、これで彫ってくれ 」 となってから彫り始めます。


(3) 制作、納品

仕上がり次第、直接お届けするか郵送にて納品いたします。

( 納期がある場合は事前に相談の上 )

残りの代金をお支払いいただきます。納品の際に直接受取か、銀行振込でお願いしております。

郵送の場合はご入金を確認後に発送いたします。

 

お問い合わせは下記のアドレスにメールしてください。
miyamoto.a.a@hotmail.co.jp

 

2012年

12月

04日

秩父夜祭

昨日から今日にかけて、秩父夜祭に行ってきました。平日ということもあり、去年よりも人出は少なく、気温も暖かかったように思います。

 

曳き手や囃し手など、曳行に携わる人達にとっては堪えることと思いますが、個人的には寒い中、見ている方がより印象的で、また高揚感を覚えて、夜祭が来たなぁという気がします。が、それでもやっぱり、周り中から聞こえてくる音や振動を、体で受けて実際に見るのは良いものです。

上町屋台(←

 

各町の衣装も興味深い。

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2012年

11月

19日

七人展 3

昨日、無事に展示会を終えることができました。途中、天気が芳しくない日もありましたが、多くのお客様に見に来ていただきまして、本当にありがとうございました。御礼申し上げます。

この数カ月なにかと行事や、用があったのですが、個人的にはとりあえずこれで一段落です。

この展示会は今年で五年目、去年は見る方でしたが、今年は逆の立場でした。実際にやってみると、いろいろ考えなくてはならない点や、内側から見ての難しさを感じました。

都合で全員ではありませんでしたが、搬出が終わった後、皆でお酒も交えて話しをし、良い意見交換もできたと思います。

今後もこの展示会を継続して、定着させていけたらという方向です。また次回をよろしくお願い致します。


(←)これは今回の展示とは関係ありませんが、浅草橋で行われていた「 今井龍谷 」、「 橋本禎造 」 の凧展の中の一作です。

今井龍谷 作

 

昔は駄菓子屋で普通に売られていたもので、版画のものもありますが、全て手描きというのに驚きです。相当な数を、かなりのスピードで描いていたんでしょうから職人です。

良いものを見せていただきました!

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2012年

11月

10日

七人展 2

本日は七人展の搬入日でした。

 

全員ではないですが、午前中からの作業で夕方まで掛かり、この空間の中で、なんとかそれぞれの作品が納まったかと思います。


明日から18日までの期間です。11時~18時 (18日は16時まで )

<会場> 東京都豊島区巣鴨3-35-2

 

        とげぬき地蔵尊高岩寺 高岩寺会館(1階ギャラリー)

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2012年

11月

08日

七人展

少し前にブログに載せました、巣鴨での展示会 「 七人展 」 の詳細です。

 

お近くの方、ご興味のある方は、ぜひお越しになってください。

尚、17日と18日は私も会場にて応対させて頂きます。

 

<会場> 東京都豊島区巣鴨3-36

 とげぬき地蔵尊高岩寺 高岩寺会館(1階ギャラリー)

<最寄り駅> 
JR山手線 「 巣鴨 」 正面口 徒歩5分
都営地下鉄 三田線 「 巣鴨 」 A3出口 徒歩2分
都電荒川線 「 庚申塚 」 徒歩2分

 

<会期> 2012年 11月11日(日)~11日18日(日)
       11時~18時 (18日は16時まで )

 

 

 

<出展作家>

新井達矢(能面)、梶浦洋平(仏像)、黒住和隆(仏像)、田中俊成(神楽面)、林円優(仏画)、新井田慈英(仏教美術)、宮本裕太(木彫)

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2012年

11月

06日

木彫 天神様 干支展 2

富山県での展示会が無事終わりました。

 

後日談になりますが、会場内の写真と一緒に少し雰囲気だけでも伝わればと思います。

同じ題材としても、作る人によってそれぞれが全然違うので面白いものです。

作る人だけでなく、見る人によっても本当にいろんな解釈があります。

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2012年

10月

19日

木彫り 天神様 干支展

2012年11月1日(木)~11月5日(月)までの期間に、

 

富山県のギャラリーで 、「 天神様 」 と 「 来年の干支 」 の展示会をいたします。

 

修行時代の同期と先輩、四人での展示です。

 

また、他にも全国からつながりのある作家さんに、干支の出品をしていただきます。

富山県内では、DM、チラシなど配布中で、後援して下さる北日本新聞社さんの「 北日本新聞 」 に11月のはじめに載せていただく予定です。

 

場所は、富山県富山市栄町 1-4-3 アートギャラリー栄  さんです。

 

10:00~18:00(最終日は17:00)

尚、3、4、5日は私もギャラリーにて応対させていただく予定です。

お近くの方、ご興味のある方は、ぜひお越しになってください。実際に間近で見ることができるので良い機会だと思います。

多くの方のご来場をお待ちしております。
地図の(A)の場所になります。

また、同月11日~18日まで、知り合いの作家さんが数名で開催されている展示会に今回参加させていただくことになりました。

 

場所は東京都豊島区巣鴨のとげぬき地蔵すぐ横のギャラリーです。

展示内容は変わるかと思いますが、詳細は追って連絡いたします。

富山県にお越しになれない方も、ご都合よろしければ、ぜひこちらの方へ足をお運び下さい。

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2012年

10月

06日

秩父祭 下郷笠鉾組み立て

下の写真は、秩父夜祭で曳行される下郷(したごう)笠鉾の組み立て中の様子です。

 

いつもは下郷笠鉾収蔵庫で行われますが秩父神社境内まで部材を運んでの作業です。

今回は秩父祭屋台 六基が、国の重要有形文化財に指定されて五十周年を記念して、特別に下郷と中近(なかちか)笠鉾の二基が揃って曳行されます。

 

夜祭のときは電線などの問題のため、笠を取った形ですが、今回は本来の姿で曳かれるそうです。

組み立てを見たのは初めてで、かなり興味深い。

五日の九時ごろに行った時にはかなり組み上がっておりました。この日の午後には彫刻部の取り付けがされるようでしたが、予定があったので見ることはできませんでした・・・組む前に下に置かれた状態で間近で見られることはなかなか無いのでとても惜しい。

 

できれば解体の方で時間があれば見たいところです。

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2012年

8月

16日

長瀞船玉祭り

昨日、八月十五日に長瀞の船玉祭りへ行ってきました。今まで行ったことがなかったので初めてです。

 

チケットをもらったので花火は打ち上げ場所のすぐ近くの席で見ました!

(←)これはアナウンスで尺玉巴打ちと言っていました、ほとんど三発同時に続けて打ち上げ、豪快に上がって余韻を残しながらも儚い感じが個人的には一番良かったです。

 

途中風が止んだ時があり、かなり勿体ないところもありましたが、近いせいかかなり眩しい。

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2012年

5月

23日

図案を描く

彫る前に写真や実物を見たりすると、自分が想像していたことと違っていたり新たな発見があります。

 

動物でも植物でも本当に良く出来ていて驚くことが多いです。

彫刻の図案というのは絵画とは少し違っていて、自分が思う良い構図で描くわけですが、ただ描くだけでなく彫刻するための図にしなければいけません。やり方にもよりますが、たとえば鳥を描くときでも完全に宙に浮かせるわけにはいかないので雲や霞を描き、どこかを触れさせておいて離れていかないようにするなど、いろいろなことを考えます。

 

また立体では、正面だけ出来ていれば良いということではないので、上からや横から見たときのことを考えておく必要があります。

 

昔の話で、絵師の人が描いた図を彫刻するという仕事があったそうで、絵師の人は彫刻の勝手はわからないため、彫るのに苦労したと聞いたことがあります。

 

自分で考えるのは難しいですし時間の掛かることなんですが、自分の思ったようにいくらでも考えることができるので面白みがあり、そこが良いところです。

 

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2011年

12月

04日

夜祭大祭  秩父夜祭

毎年十二月の二日、三日に秩父夜祭が行われています。二日は宵宮、三日が大祭です。

秩父夜祭には二台の笠鉾と四台の屋台があって三日の朝、各町内を出発し秩父神社に宮参りに向かいます。

そして宮参りが済むと境内を出て巡行し舞や屋台芝居が行われます。その後再び秩父神社へ集合し午後七時に神幸行列が秩父神社を御旅所に向かって出発し、その後を順に六台の笠鉾と屋台が巡行します。

 

秩父神社へだんだん集合していく(←)

 

 

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